SERVICE 事業紹介

かえで翻訳は、企業情報の英訳を中心に業務を行っている会社です。外国人株主・投資家のプレゼンスが高まるなか、東京証券取引所市場改革の一環として、将来プライム市場(仮称)に上場する企業には英文開示が義務付けられる動きがみられるなど、英文開示に対する需要は今後飛躍的に拡大していくものと見込まれます。

当社は、日本企業のIR部門をはじめとする諸部門が英文情報を発信するうえで直面するあらゆる課題の解決を支援するために存在しています。

  • 英文開示コンサルティング

    英文開示に関するあらゆる課題解決のためのワンストップ・サービスを提供いたします。たとえば、現在公開されている英文の品質評価・翻訳業務外注先の評価・英文リライト、英文開示の内製化を実現するための支援等々、クライアントのニーズに合わせたテイラーメイド型のサービスを提供いたします。

    <英文の品質評価・翻訳業務外注先の評価・英文リライト>
    「伝えたい情報」を正しく英語で伝えるためには、英語の論理に従いつつ、文体的にはプレイン・イングリッシュで書くことが求められます。かえで翻訳では、英国のSociety for Editors and Proofreaders によるPlain English Guidelinesやプレイン・イングリッシュを実現するための校閲ソフトウェアであるStyleWriter 4を使って、既存英訳文および翻訳業務外注先を評価し、必要に応じてリライトいたします。

    <英文開示の内製化支援>
    英文化のための外注コストを削減すべく、英文書類の内製化を実現するための支援をいたします。たとえば、スタイル・ガイドや用語集の整備、定型的文書に対する英文テンプレート(ひな型)の作成、内製化担当者のスキル向上研修、内製化された英文の内容チェックなどを行います。

  • 日英翻訳

    かえで翻訳では、「事実を正確に伝えるための文書」と「経営者の思いを伝えるための文書」に分けたうえで、前者については定型化と翻訳メモリ(TM)の活用による訳出プロセスの効率化を通じたコストダウンを追求し、後者については訳文に磨きをかけて「読ませる英文」を追求します。

    <「事実を正確に伝えるための文書」の英訳>
    以下に挙げる文書の英訳については、定型化と翻訳メモリ(TM)の活用により、納期の短縮と大幅なコストダウンを追求します。
    - 決算短信
    - 株主総会招集通知
    - 連結財務諸表及び注記
    - 適時開示書類
    - 有価証券報告書
    - 海外資金調達目論見書
    - IFRS/経理関連文書

    <「経営者の思いを伝えるための文書」の英訳>
    以下に挙げる文書は、訳文を入念に校閲することで磨きをかけ、「読ませる英文」を追求します。
    - 決算説明会資料
    - 事業説明会資料
    - 中期経営計画説明資料
    - 統合報告書
    - 年次報告書(アニュアルレポート)
    - サステナビリティ・CSR報告書
    - コーポレートガバナンス報告書

  • 英文開示書類アウトソーシング

    日本語の開示文書だけでも膨大な量に上るなか、これと並行して英文開示に十分なリソースを割く余裕がない上場企業・上場準備企業が多数存在します。かえで翻訳は、このような企業のIR関連部門と緊密に連携し、英文開示書類作成に関するノウハウ・実務経験が豊富な専門スタッフにより、迅速かつ正確な開示書類作成をお手伝いいたします。

  • 英文ライティング研修

    広報・IR/経理・財務/経営企画などに属するコーポレートスタッフ向けの英文ライティング研修を請け負います。ノンネイティブである我々日本人が英文を書く際、「伝えたい情報」をまず日本語で考えて、それを頭の中で英語に「翻訳」しているはずです。であるならば、日英翻訳者が行っている英訳プロセスを学ぶことは、広くビジネスパーソンにも英文ライティング力の向上にも役立つに違いありません。当社の英文ライティング研修では、「日英翻訳技法」をベースとして、「ネイティブと同じ英語をプレイン・イングリッシュで書くためのセオリーを伝授いたします。